アレジオンドライシロップ 自主回収について
2021年3月24日
3月15日抗アレルギー薬・エピナスチン塩酸塩ドライシロップ製剤(先発品:アレジオンドライシロップ)の自主回収が発表されました。
理由は、日本ベーリンガーインゲルハイムが自主調査を行ったところ、許容限度値を超える「発がん性が不明の既知の変異原性物質」に分類される可能性のある分解物が確認されたため とのことです。
確認された物質の危険度は『10年超から一生涯服用した場合において、健康被害が生じる可能性は完全には否定できないものの、直ちに重篤な健康被害が発生する恐れはないと考えられる』とされています。
基準値を少しでも超えた医薬品を飲んだら直ちに がんのリスクが高まるというものでは ないようですが、常用薬または頓服薬として当クリニックで アレジオンドライシロップを処方されている方は、小児科まで お問い合わせください。代替薬と交換いたします。
どうぞ宜しくお願いいたします。