よくある質問

産科

妊娠中や授乳中に風邪をひいたらどうしたらいいの?

風邪などの症状をみとめたら、まず産婦人科を受診して必要なお薬をもらってください。産婦人科では、胎児や赤ちゃんに影響を及ぼさないお薬を選んで出しますが、お薬に不安が残るようでしたら、医師に相談してください。薬が心配だからといって、治療を受けずに我慢することはかえって赤ちゃんによくありません。

時々お腹が張ってくるのですが、大丈夫ですか?

妊娠半ばを過ぎて赤ちゃんが大きくなってくると、子宮が収縮することが多くなってきます。ほとんどの場合は、しばらく休んでいると収まってくるものなので心配ありません。ただ、繰り返して収縮してくる場合や、出血を伴う場合には、すぐに産婦人科を受診してください。

前回帝王切開だったのですが、今回も帝王切開ですか?

前回の帝王切開に至った理由によって、再度帝王切開になることもありますし、経膣分娩できることもあります。前回の帝王切開が、骨盤位(逆子)や妊娠高血圧症などで行われた場合は、経膣分娩を試みることは可能です。ただ、前回の分娩中に分娩が停止して赤ちゃんが降りてこなかった場合は、帝王切開とすべきでしょう。いずれにしても、主治医の先生とよく相談して決めましょう。

出産時の陣痛がとても不安なのですが、よい方法はありますか?

陣痛はとても痛いものです。その痛みを乗り越えて、かわいい赤ちゃんを生むことがいかに大切なことかはよくわかっているでしょう。昔から陣痛の痛みを少なくするために、ラマーズ法などの方法が試されてきましたが、やはり痛いものは痛いのです。当院では、呼吸法や陣痛時の気持ちを自分自身でコントロールするソフロロジーに取り組んでいます。母親学級などで紹介していますので、ぜひ試してください。それでも、陣痛に耐えられない場合は、硬膜外麻酔を用いた無痛分娩という方法があります。この方法はとても有効で、当院で無痛分娩を行って分娩される方はニコニコしながらお産をされます。詳しいことは、妊婦健診のときに説明しますので、希望がありましたら遠慮なく聞いてください。

妊娠中や授乳中のタバコはいけないの?

最近、若い女性の間でタバコを吸う方が増えてきていることは大変悲しいことです。タバコは、赤ちゃんのみならずお母さんにも悪いものであることは皆さんがよく知っていることです。タバコの主な成分であるニコチンは、血管を収縮させ、子宮や胎盤の血液の流れを少なくします。胎児はお母さんの血液を介して命を保っているわけですから、血液の流れが少なくなることは胎児にとって大変困ったことです。また、授乳中の母乳の中にもタバコの有害物質が出てきますので、極力、禁煙に心がけてください。

婦人科

最近、ほてりやイライラが強くなってきたのですが、更年期障害ですか?

40歳代後半から50歳代前半になると、卵巣機能が低下して閉経へと至ります。卵巣から出てくる女性ホルモン(エストロゲン)が少なくなってくると、上記のようなほてり、イライラ、肩こり、腰痛、不眠などいろいろな症状が出てきます。中には、30代後半からこのような症状を訴える方がおられますが、更年期障害かどうかは女性ホルモンの治療を行ってみて、症状が治まるか否かで判断することになります。一般的には、生理が順調にきている方では、厳密な意味での更年期障害はありません。ただ、この時期には更年期障害と似た症状をみとめる方の中で、他の病気が隠れていることもありますので、不安なときはいつでも産婦人科にご相談ください。

結婚して2年経つのですが、なかなか子供ができません。

結婚後、2年たっても子供ができないカップルが約10%程度みられます。子供を作るには、(1)定期的に排卵していること、(2)元気な精子があること、 (3)卵子と精子が出会って、受精卵が子宮に辿り着くことの3点が大切です。子供さんを早期に目指したい場合は、女性だけでなく、男性の方の協力が必要ですので、お二人でよく相談の上、産婦人科を受診してください。男性の精液検査は、産婦人科でもできますので遠慮なくいらしてください。当院では、できる限り自然な形での妊娠を目指す治療を行いますが、難治性の不妊症の方には、世界的にトップレベルの治療成績を誇る永遠幸クリニック(小松、金沢)と連携して治療にあたらせていただいております。

おりものが気になってしょうがないのですが、どうしたらいいのでしょうか?

生理のある女性では、ほとんどすべての方におりもの(帯下)をみとめます。このおりものは、排卵の時期に水っぽいものとなり、特に量が増えます。嫌なにおいや外陰部のかゆみなどを伴わない限りは、あまり気にしなくてもかまいません。ただ、嫌なにおい、かゆみ、明らかにいつもと違うおりものをみとめた場合は産婦人科を受診してください。一方、閉経(生理がなくなる)すると、おりものは少なくなってきます。閉経後の方で、おりものをみとめる場合は早めに産婦人科を受診してください。

生理が最近不順なのですが、大丈夫でしょうか?

生理の周期は、いろいろな原因で乱れるものです。特に10代の若い女性では卵巣機能を調節する働きが不安定なため、生理不順はよく見られます。また、20代の方でよくみられるのは、無理なダイエットや仕事などのストレスによる生理不順です。また、40代後半には卵巣機能が低下して、いわゆる更年期の生理不順がよく見られます。いずれの場合でも、月経の出血が不定期に起こったり、長期に出血が続いたりすることがあるので、心配なときはいつでも産婦人科を受診してください。

生理痛がひどいのですが、どうしたらいいでしょう?

生理痛は、女性にとっていつも困った悩みの種です。若い未婚の方の生理痛はほとんどが、お薬でコントロールできますが、時に子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が隠れている場合がありますので、不安な方は産婦人科を受診して超音波検査を受けるようにしてください。性交の経験のない方には、おなかの上からの超音波検査を行いますので(おしっこを十分にためて検査をします)、恥ずかしがらずに受診してください。特に子宮や卵巣に異常のない場合は、痛み止めやホルモン剤を上手に使うことで生理痛がかなり楽になりますので、遠慮せずに相談してください。一方、お産を経験した方で30歳後半を過ぎてからの生理痛は、子宮筋腫や子宮内膜症の場合が多いので、是非、産婦人科を受診してください。

小児科

感染症や発熱があった後、どれくらいで予防接種できますか?

手足口病、伝染性紅斑、突発性発疹、かぜ等ウイルス性疾患に罹患後は、治癒後1〜2週間ほどが目安です。
水痘、おたふくかぜ、風疹の疾病の場合は、治癒後2〜4週間程度の間隔が必要です。
麻疹の場合は、免疫機能が一時的に低下しているので、治癒後4週間程度必要です。

その他

予約や受診の方法は?

当院は予約制となっております。ネットでの予約も可能です。詳しくは、ネット診療予約のぺージをご覧ください。
里帰り分娩で受診される方は、初診時のみ必ずお電話での予約をお願いいたします。(ネット予約不可)

お里帰りでの分娩はどうすればいいの?

里帰り分娩希望の方は、前医と相談のうえ32週〜34週頃に当院を受診してください。反対にお里帰りする方には、転院先への紹介状をお渡ししていますので、遠慮なくご相談ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

里帰り出産される方へ

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